卒業式・入学式の生徒用コサージュはクラスで色分けする？ 〜色分けする事例のご紹介〜
コサージュの色や種類を選ぶ際に、「クラス別に分ける学校はありますか？」といった相談が毎年あります。コサージュを男性と女性で分けることはありそう…と想定はつくからでしょうか。クラス別やそれ以外の分け方となると、担当の方は他の学校の状況が気になってくるようです。そこで、どの程度の学校が「クラス別」や「全校統一や男女別”ではない”」コサージュの選び方をしているのか集計してみました。また、その理由や背景もあわせて調べてみました。
どのくらいの学校がクラス別に花色を分けているの？
コサージュコンシェルを運営するアスフィールでは年間14,000の学校様とお取引をさせていただいています。このデータをコサージュに絞り込み集計をしてみました。
2色の色分けは主に男女で色を分ける際に用いられますので、コサージュの花色やデザインを３種類以上でお申込み頂いた方を「クラス等での色分け申込」と定義をすると年間のお申込みの【約４％】が該当します。25件に1件の割合で3色以上に色を分けてコサージュを購入されているということですね。
全体の4%ですので3色以上の色分けするケースは少数と言えますが、お申込みを頂いた方からお話を伺うとしっかりとした考えのもとで「わざわざ分けている」ことも分かりました。
ではどのようなご意図で3色以上の色分けを行っているのでしょうか？
わざわざ花色や種類を分ける理由
クラス分けのために3色以上の色分けを行っている先生方にその理由をうかがったところ、
といった多くの意味合いが含まれていました。
それぞれ納得ができる理由ですし、「わざわざ」クラスごとに色を分ける背景には先生の生徒たちや式典に対する深い想いがあることが分かりました。
3色以上の色分けを行う理由の多くが「クラスごとの色分け」でしたがさらに調査を進めていると、その他にも色分けしてコサージュを用意されているケースがあることもわかりました。
クラス別の他にどんな分け方をしている学校があるの？
クラス別以外で活用される色分けは「学科ごと」「参加者区分ごと」の2パターンがあります。
それぞれ、先生方が下記の様なご意図を持ち色分けをされています。
- 学科ごとにイメージカラーを設定しているため、コサージュも学科単位で変えていきたい（工業・商業系の高校や大学などでは、学部・学科別にイメージカラーを設けている場合があるそうです）。
- 短大や専門学校などでは、入学式や卒業式で学生たちはリクルートスーツを着用することが多く、服装はグレーやブラックが主体。そこへ華やかさを加えるために、学科別に花の種類を変えて飾ってもらった。
- 来賓、保護者、地域の方など、式典に参加頂いた方への敬意と、参加者された方の区別を行うためにコサージュの種類を変えて用意した。
クラスでの色・種類分けが主な理由ではありますが、このようなケースも含めて25件に1件の割合でコサージュの3種類以上の用意が行われているということですね。
まとめ（複数のコサージュを選びたい方へ）
全員が同じコサージュで揃える場合が全体としては多いようですが、コサージュにバリエーションを持たせて胸元へ飾って頂いても全く問題ありません。
やはり卒業式・入学式は学校生活における大切な場面ですので、先生方の考え方も、選び方もいろいろあることが調査をしてみて改めて分かりました。
ちなみに、私たちアスフィールのコサージュは様々な制服に似合うようにコサージュの素材・カタチ・色を自分たちで選び、オリジナルで企画し生産しています。様々な選び方をしてもらえるのはその甲斐もあっての評価なのかな…とも思ったりしますが、お選びいただく際に胸に飾る人、それを手配する人、それぞれへの思いを馳せながら、選び飾ってもらえたら幸いです。
