制服の色と卒業式・入学式コサージュの合わせ方 ~相性のいい「制服の色味」と「コサージュデザイン」をご紹介~
卒業式・入学式用のコサージュ選びでは「制服に合うこと」が重要なポイントとなります。式典ならではのアイテムとして、写真写りや統一感を気にされる場合も多く、各学校様がこだわりをもって選ばれています。
本記事では、900万個以上のコサージュを全国の学校にお届けしてきたコサージュコンシェルが、制服に合うコサージュを選ぶ際の3つのポイントを写真と一緒にお伝えします。生徒様の節目となるかけがえのない瞬間を、より良いものにできるお手伝いができれば幸いです。具体的なポイントは「ジャケットの色味」「スカーフ・リボン・ネクタイなどの小物の色」「差色」です。順に説明致します。
ポイント①:ジャケットの色味に合う色を選ぶ
卒業式・入学式は、冬服で参加することになりますが、冬服は「黒」「紺」「白」を基調としたものが多く、どうしても暗い印象になってしまいます。そのため、色同士の相性を利用することで華やかさを出すことができます。
上図の対角線上の色同士は、互いの色を最も目立たせる組み合わせです。このような組み合わせをすることでより目立たせることができます。
また、隣り合った色は同系色の色になるため、この組み合わせではまとまりのある落ち着いた雰囲気を演出できます。
選ばれる際のテーマによっても異なりますが、例を2つ上げたいと思います。
下の写真のような制服の場合、淡い色よりも【赤、黄色、オレンジ】など彩度が高く原色に近い色を採用すると華やかさを演出できます。【紫・青・緑】などを合わせると、大人っぽい印象になります。
ブライトローズ:レッド
カトレアシンフォニー:パープル
カトレア3輪:パープル
また、ブレザーに明るい色を採用している場合、「紫」や「青」など落ち着いた色や、淡い色の花を選ぶことでアクセントとなります。
ポイント②:スカーフ・リボン・ネクタイなどの小物に合う色を選ぶ
学校カラー、学年カラーなどを小物に採用している場合も多く、重要なポイントとなります。
例えば、下の写真のようにネクタイやリボンと
ジュエルローズ:ブルー
オペラローズ:レッド
ポイント③:制服カラーの差色として選ぶ
ブレザーボタンの金色・銀色など金属色に焦点を当てて選ぶ方法です。この方法では、より上品な印象を与えることができます。
制服の金色のボタンに合わせてコサージュに金色のリボンがあしらわれているものを採用したり、シャツの白に合わせて花の周りに白いアイテムが使われているコサージュを採用したりすることで、より上品な仕上がりになります。
桜のコサージュ
カトレアルーチェ:パープル
商品によってはお花以外の装飾品に、葉・リボン・パール・チュールなどを使用しているものもあるため、選ばれる際はこちらも注目してみるとよいでしょう。
最後に
今回は、制服の色に合わせたコサージュ選びのポイントを3つお伝えいたしました。色以外での商品の選び方や、クラス色などでの色分けの事例につきましては、関連記事をご覧ください。
最後まで見て頂きありがとうございました。
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