卒業式・入学式の生徒用コサージュでは生花と造花どちらが良いの? ~生花と造花のメリットとデメリット~
卒業式・入学式用のコサージュを検討される際に、まず悩むのが生花にするか造花にするかということではないでしょうか。
どちらにもメリット・デメリットがありますので、コサージュコンシェルが分かりやすく解説させて頂きます。
生花のメリット
①豪華なコサージュを作製できる
生花は造花に比べ高価ですので、式典をより豪華なものにしたい場合は生花を選ぶとよいかもしれません。
②香りを届けることができる
香りは生きているお花の醍醐味でもあります。コサージュを目でも鼻でも楽しむことができるのは生花ならではです。記憶と嗅覚は繋がっているとも言われているので、香りから式の思い出が蘇ることもあるのではないでしょうか。
③多数の花の組み合わせで、唯一無二のコサージュを作製可能
生花ですので、色や形が似たものはあっても全く同じものはありません。それらを組み合わせることで、他にはないオリジナリティのある唯一無二のコサージュを作ることができます。
生花のデメリット
①安全ピンを付ける必要がある
造花のコサージュには元々装着用の安全ピンが付いていることが多いですが、生花の場合、自分で花に付ける必要があります。お花だけではなく、ピンを用意する必要があることを忘れないようご注意ください。
②花粉症に注意
日本人の国民病とも言われている花粉症。生花の場合、花粉症の方にはくしゃみが出てしまう心配があり、それが余りに多数ですと厳かな式典の雰囲気を壊してしまう可能性があります。
③花の鮮度の問題
生花は鮮度が落ち枯れてしまう可能性もあるため、式典の一週間前~2日前に納品されることが一般的です。学校で事前に集まり検品することができないのは勿論、卒業式の時期は、降雪の可能性もあり無事に届くか不安だという声も聞かれます。
④式典後の清掃が大変
花びらやかすみ草が式の最中に散ってしまい、式典の後の掃除に一苦労ということもあります。造花の場合、よほど乱雑に扱わない限り花が取れてしまうといったことは無いかと思います。
造花のメリット
①低価格である
生花は安価なものでも1つ300円くらいするものが一般的ですが、造花の場合、100円台から購入することが可能です。予算が限られていることも多いと思いますから、予算内で安価なものをご検討中であれば、造花の中から探していただくのがおすすめです。
②品質に差がない
造花ですので、1つ1つの品質に大きく差があることがありません。「自分だけ少し花が小さい」などということが無く、平等に安心して配布することができます。
③手作りキットがある
在校生や保護者の方がキットを使用して、コサージュを作製することができます。
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④メッセージのタレが付いた商品がある
『入学おめでとう』『卒業おめでとう』といったタレが付いたコサージュもよく見られます。お祝いのメッセージで気持ちを簡単に伝えることが出来るのでおすすめです。
関連記事:タレ付きの「おめでとうコサージュ」とは通常コサージュの違い ~タレ付きの意味と選び方について~
⑤長期保管が可能
造花は枯れることが無いので学校や自宅で長期保管することが可能です。商品を事前に検品することができ、納品が遅れないかなどの不安も解消できるので安心して式の当日をお迎えいただけます。
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⑥色別のアイテムが豊富
造花は色別のアイテムが豊富にあるので、生花では探すのが難しいお花の色があったり、同じお花でクラスや学科毎に色を分けたりすることも可能です。「学年カラーが緑だけど、そんな生花がなかなかない…」といった問題も解決できます。
造花のデメリット
①豪華さに欠ける
造花でも大ぶりなものや、リボンやレースがあしらわれた豪華なものもありますが、やはり本物のお花の豪華さには劣ってしまうかもしれません。
②香りが無い
生花特有の香りは造花にはありません。香りで式の華やかな雰囲気を演出したい場合は、造花ではなく生花を選ぶとよいでしょう。
最後に
本記事では、造花と生花の違いをメリットとデメリットに分けてご紹介しました。どちらを購入するかお悩みの方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。