タレ付きの「おめでとうコサージュ」とは通常コサージュの違い ~タレ付きの意味と選び方について~
コサージュのラインナップを見ていると、お花だけのものと、タレがついていて「卒業おめでとう」「入学おめでとう」と文字の入ったものと、見た目で2つの種類に分かれることに気付かれるかと思います。
タレとは…お花の下にあるリボンの部分をさします。本来は名札としての意味合いもあり、タレに名前を書くことが多いです。
この2つの形状にどのような違いがあるのか、どちらを選んだらいいのか、色によって違いはあるのか、他の学校ではどうしているかなど、悩むことがあるかと思います。
本記事では、タレ付きのコサージュについて、そして選び方についてご説明いたします。
タレ付きコサージュの起源 リボン記章とは?
表彰式やニュースなどで、このようなリボン記章を胸につけている
胸章リボン(リボンでできた花と紅白のタレが組み合わされたもの)
リボン記章にコサージュが付いた理由
本来リボンでできた花にタレが付くことが一般的ですが、コサージュを付けることによってより華やかさを添えることができます。また、タレに「入学おめでとう」「卒業おめでとう」という文字を入れることによって贈る方からのお祝いの気持ちを込めることができます。タレに入っている文字によって「入学生」「卒業生」であることが一目でわかり、立場を明確にできるというメリットもあります。
何色を選んだらいいの?
本来リボン記章ではタレは紅白2色使われることが一般的で、この紅白によりハレの日であることを示しています。ハレとは折り目・節目・人生における大事な場面のことで、おめでたさや縁起のよさにも通じています。コサージュコンシェルの取り扱うタレ付きのコサージュは、タレ部分は白一色ですが、文字を赤にすることで紅白の持つおめでたさや人生の節目へのお祝いの意味合いを込めています。
コサージュがピンク・イエローと二色あるためどちらを選んだらいいのか悩まれることもあるかと思います。リボン記章の場合、一般的な式典ですと来賓や目上の方は「赤色」を使用することが多く、主催者である学校側は「白色」を使用することが多いようです。(日本における公的な国内行事では上位の賓客は白色で主催者側に近づくにつれてお花の色を濃くすることもあるようですが諸説あります。)
卒業生や入学生という式典で主役となる生徒様方はというと、「ピンク(薄桃色)」「イエロー」は色合いとして同列のため優劣も無く、どちらをお選びになっても問題はありません。本来ですと役割や役職などによって区別する目的で色分けをされていました。学校様によっては男女で色分けをされることもありますが、現在では約85%が男女同じ色でご採用いただいております。
また、卒業式用と入学式用が箱を開けた際に一目でわかるようにという理由から、卒業式用はピンク、入学式用はイエローというような色分けをされる学校様もございます。
最後に
本記事では、タレ付きの「おめでとうコサージュ」についてお伝え致しました。
コサージュコンシェルではお求めやすい価格にて、お祝いの気持ちに花を添えるタレ付きコサージュを、卒業式用・入学式用で各種ピンク・イエロー2色をご用意しております。
卒業式・入学式という人生の節目を祝う式典で、最初に贈られるものがコサージュです。先生方から、在校生から、保護者様から、お祝いの気持ちを込めて渡される際に「おめでとう」という言葉と一緒に贈られるかと思います。タレ付きのコサージュは、「卒業おめでとう」「入学おめでとう」という言葉があることによって、生徒様の目に入るたびに、共に贈られた言葉がよみがえり胸に温かく響き続けるのではないでしょうか。
本記事が、コサージュをお選びになる際の参考となりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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